ブレンドについて

こんにちは。

廣田です。

 

皆さま4周年ブレンドはもうお試しいただけましたでしょうか。

 

9月30日までの限定販売なので、まだの方はぜひお試し下さい。

 

2016年12月からシーズナルブレンドの販売を始めましたが、

当初は季節ごとに販売していたシリーズも、

最近では月替わりのブレンドとして、毎月販売するようになりました。

 

では、ブレンドを作るとき、どんな流れで作成してるのか、

今日はブレンド作りの流れを簡単にご説明いたします。

(あくまでも神乃珈琲の作成方法なので、参考程度にご覧いただければとおもいます。)

 

 

月ごとのブレンドを作るとき、まずは、
⓵テーマを決めます。テーマを決めたら、
⓶テーマに合った味のイメージを考えます。そして、
⓷サンプルローストで焙煎したのち、
⓸配合を考えます。

例を挙げて説明しますね。
例えば、先月の8月ブレンド(『森の香』)ですが、
⓵テーマは『森林、涼、癒し』でした。
⓶味のイメージは、木や大地っぽさ、青々しさ、爽やかさです。
このイメージを実現してくれそうな生産国が、『グァテマラ、エチオピア、マンデリン』でした。
⓷⓶で決めた生産国を、サンプル焙煎します。この時も味をイメージして、焙煎度合いを考えます。
グァテマラとエチオピアで爽やかさを出すには浅煎り、マンデリンの木や大地っぽさを表現するにも浅煎り。
ただ、これだと酸味傾向のブレンドになってしまい、森林の温かみが表現できないなと。。
そこで、少しだけ深煎りのコーヒーもブレンドさせて、全体的なバランスを整えようかな。
というような具合です。
抽象的ですみません。。。
⓸そして、配合です。まずは、サンプル焙煎したそれぞれのコーヒーを抽出します。
抽出した液体をカップの中でブレンドして、ティスティング。これを繰り返してブレンドのイメージに近い味にしていきます。
イメージに近い味になった配合が出来たら、実際に豆でブレンドしティスティング。
そして、微調整を繰り返した後、完成となります。

少し長くなりましたが、毎月このような流れでブレンドを作っています。

 

ちなみに『Anniversary  Blend』は、

『4周年記念、パナマゲイシャ』がテーマとしてあり、

ゲイシャを引き立たせる味わいを目指してブレンドをつくりました。

 

生産国や煎り度合いだけではなく、ブレンドによっても新しい味わいを作ることが出来るなんて、
コーヒーは本当に面白いですね。

2種類以上の豆があれば、どなたでもブレンドを作ることが出来るので、
ぜひ、ご自身のオリジナルブレンドを作ってみてください‼

 

---商品情報---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

『Anniversary  Blend』

2020年9月1日~9月30日まで
・コーヒー豆(通販、目黒店):100g 980円(+税)
・ハンドドリップ(目黒店)  :1杯 600円(+税)

 

9月9日に4周年を迎える神乃珈琲から皆様へ、感謝の気持ちを込めたブレンドを作りました。

『コーヒーの女王』とも呼ばれるパナマ産のゲイシャ種とエチオピアイルガチェフェをブレンドすることで、

圧倒的な華やかさを表現しました。

口に含むと洋ナシのような爽やかで優しい甘みが広がり、キューバ産の豆を加えることで、

アーモンドに似た風味が余韻として感じられます。

 

 

※こちらの商品は、目黒店と通販サイトのみでの販売となります。

銀座店、京都店では販売しておりません。

関連TOPICS

コーヒーの淹れ方

ページトップへ